八丈島町長選挙と水海山最終処分場問題
1月25日(日)、八丈島町長選挙が行われ、現職の浅沼みちのり町長(自民、公明推薦)が三選を果たした(浅沼みちのり 3,063票、池田ゴウキュー 2,121票)。無投票と目された町長選挙は、告示日の正午、松原仁民主党衆議院議員の秘書の池田氏が選挙に名乗りを上げ、与野党対決の選挙となった。民主党は自民党の強固な島嶼地盤での町長選挙に勝利することで、政権交代をアピールしたかった様で、初日からテレビ出演も多い河村たかし衆議院議員や、菅直人代表代行の夫人まで応援に八丈島に送ったが、結果は敗北となった。池田氏は4年前の都議会選挙でも民主党公認で落選しているが、その後の四年間は八丈島に住むこともなく、松原衆議院議員の秘書として都内で働いていた。今回の選挙では、水海山の最終処分場の建設反対の町民の方々の依頼により立候補をしたようだが、対案も無く、処分場の反対だけの政策を掲げての選挙に対し、八丈島の町民の方々は正当な評価を下されたものと考える。一方、浅沼町長は過去8年間に福祉施設の充実、小中学校の改築、新築、スポーツ公園整備等実績を積まれてきたこと、そして、昨年11月には燃油高騰、肥料高騰で苦しんでいた八丈島の漁業、農業従事者の方々のために、都内への生産物等の東京都の運賃補助率の引き上げ(30%⇒50%)にも、我々と協力し、勝ち得たことが町民の評価を得て当選された。私も23~24日、応援に八丈島に駆けつけたが、宣伝カーに乗りながら、多くの方々が家から出てきて声援して下さったり、車の中から手を振って下さったり、勝利への感触は得ていたが、本当に勝利出来て良かった。水海山の最終処分場の問題については、反対派の方々から、私の事務所にも訪問を頂き手紙を頂いた。地下水の汚染の危険性や、動植物の自然破壊に関する危惧は理解する。只、八丈町と良く話し合いをして頂き、疑問点や問題点の理解を深めて欲しいと考える。そして、この最終処分場が自分の町のゴミを処分する場所であることを再度考えて頂きたい。浅沼町長の選挙応援には、現在、八丈町の焼却灰を受け入れている大島町の藤井町長が訪れ、その点を主張されていた。また、東京都の多摩地域全域のゴミを自分の町の最終処分場に受け入れた日の出町の青木町長も応援に来られた。日の出町の最終処分場建設では、東京都が処分場建設予定地にバリケードを組み立て籠もっていた反対派の方々を強制退去させるといった事件も起こり、青木町長はその後の選挙で大苦戦を強いられたが、多摩地域のために建設は必要との信念を持って最終処分場の建設を貫いた話を応援演説の中で披露された。誰も自然破壊を望むものは居ない。しかし、海洋投棄が禁止された今、何処かに最終処分場を造らなければならない。何処かの近隣の人々は、そのことを我慢しながらも受け入れていることを真摯に我々は考えるべきだと思う。私は、対案も掲げず、国政の政争に重点を置き選挙に臨んだ民主党の政治姿勢に大きな疑問を持つ。それは、今、正に国会で行われている国民が嫌悪感を抱く民主党の政治姿勢に他ならない。反対のみの主張では、何も進まない。それを我々は深く考えなければいけないと私は思う。私も、今後、引き続き、反対派の方々と八丈町の話し合いの深まりを応援したい。そして、地下水の汚染が起こることのない様に、この問題を注視してゆく。
1月 27, 2009 経済・政治・国際 | Permalink | コメント (0) | トラックバック (0)

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