伊豆諸島廻り
燃油高騰の影響を本土より受けている、伊豆諸島の島々を7月訪問しました。
7月17日(木)~18日(金)には新島、式根島を訪問し、村役場での出川村長との意見交換から始まり、漁協、農協、商工会等を廻り、燃油高騰問題等意見交換を行いました。漁協の方々から、「軽油の代金が140円/㍑(軽油税が無いベース)まで上がり厳しい状況。来月は150円/㍑まで上がる見込みで、何とかして欲しい。100円/㍑であれば、まだ、何とか操業出来る」「島で漁業に従事したい若者がいるが、その若者の居住環境を整えて欲しい」等ご意見を伺いました。17日の晩は、約80名程度の後援会の皆さんに、新島の村民会館にお集まり頂き、自民党の燃油高騰対策の現状や、私が参加している無駄遣い撲滅プロジェクトチームのお話をさせて頂きました。会場の方から、民主党が主張する離島におけるガソリン税の撤廃、消費税の撤廃について分かり易いとの意見が述べられましたが、私は、「ガソリン税を撤廃しても、漁船の軽油代金は下がらないし、農産物、魚等の輸送費も下がらない。耳障りの良い話に騙されず、本当に島にとって必要な生産物等の輸送費補助の拡大や、漁船軽油に対する補助等を考えましょう」とお話させて頂きました。
7月24日(木)~25日(金)神津島を訪問し、後援会の方々を一軒づつ訪問し、また、村役場での石野田村長との意見交換、漁協、観光協会等との意見交換を行いました。更に、25日、神津島で行われた伊豆諸島、小笠原諸島の少年サッカーのアイランドカップ2008にも参加し、開会式で挨拶もさせて頂きました。
7月26日(土)、朝8時10分の飛行機で、冬柴国土交通大臣と共に大島に訪問し、第一回国土交通大臣杯全国離島交流中学生野球大会に参加しました。
7月28日(月)、自民党の農林水産部会で、燃油高騰水産業緊急対策(骨子)が纏められました。現行の基金や事業の予算を利用し、使途拡大により対策を講じるもので、概要は以下の様なものです。1.省燃油実証事業の創設(80億円)…燃油消費量の1割以上削減する操業の実証を行う漁業者グループ(5人以上)に対し燃油費の増加部分に着目した支援(燃油対策基金(19年度補正)、漁船漁業構造改革プロジェクト)、2.省エネ機器等導入の支援…沿岸漁業改善資金(無利子資金)の要件を見直し、同じ漁業者が繰り返して省エネ施設・機器を導入する際に融資、3.省エネ操業支援(2と3で200億円)…省エネ操業を行うのに必要な運転資金を無利子で融資(省エネルギー推進緊急対策特別事業)、4.
休漁・減船等支援対策…燃油高騰を踏まえ、漁業者の負担を義務付けない等漁業種類の実情に応じた休漁・減船等を支援(資源回復等推進支援事業等)、5.国際漁業対策(4と5で65億円)…国際的規制に加え、燃油高騰等も踏まえ減船に対して支援(国際漁業再編対策事業)、6.流通の多様化等を通じた手取りの確保(追加400億円)…漁業者の手取りの確保に資するよう、①水産物買取規模の拡大、②直接取引の支援措置の改善、③養殖餌料の直接取引を支援する事業を新設(国産水産物安定供給推進事業)
1.省燃油実証事業の創設は上手い方法を考えたと思います。式根島の漁協に訪れた際も、今迄、朝4時に出港して、猛スピードで魚場に行けば良かったものの、燃油高騰対策として、出港の時間を1~2時間早めているという話がありましたから、既に実施している漁協は多く、その結果、省エネ対策を理由に補助されるというのは上手い方法です。また、6.水産物買取の拡大も重要です。伊豆諸島の漁業を訪れた際も、魚の値段が下がらないように、釣ってきた魚を捨てているという話を聞きました。水産物の買取枠を増やすことで、漁業者の手取りを更に確保することは現実に合った対応です。
都市に住む有権者の方々の中には、何故、漁業だけ補助するのだと思われる方もいるかもしれません。しかし、日本の漁業が壊滅的な打撃を受けたら、諸外国で魚の輸出が規制されたら、我々は魚を食べられなくなるのです。食料安全保障の観点からも、是非、今回の燃油高騰水産業緊急対策に対するご理解を宜しくお願い致します。
写真は、新島の出川村長との意見交換の様子、商工会との意見交換の様子、村民会館での講演会、神津島のアイランドカップの挨拶、大島の野球大会です。
7月 29, 2008 経済・政治・国際 | Permalink | コメント (0) | トラックバック (0)

























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