額賀大臣問題
額賀大臣と守屋前防衛省事務次官並びに山田洋行の宮崎元専務の関係が、国会で議論されている。2007年11月21日の衆議院財務金融委員会においても、11月15日に行われた参議院での守屋前事務次官への証人喚問での発言に関し、ジェームスアワー元米国防省日本部長を囲む多数での会合に、額賀大臣も守屋氏、宮崎氏と共に参加したのではないかとの追求が行われた。額賀大臣は、弁護士を通じ、ジェームスアワー氏サイドに、会合への参加を確認し、その事実はないと強調された。民主党は、防衛省から、ジェームズアワー氏が防衛省を訪問した日時と、守屋氏の防衛省の車の運行記録をもとに、守屋氏が参加した会合が行われた日時を、平成18年12月4日と断定し、この日の額賀大臣の行動について質問を行った。額賀大臣は、その日の行動について、家族と夕食を取り、その後、安全保障に関する勉強会に参加していたと回答し、改めて、ジェームズアワー氏の会合には参加していない旨反論した。民主党の古本慎一郎議員は、「額賀大臣は、守屋さんに濡れ衣を着せられているのか?」「守屋さんか、額賀大臣のどちらかが嘘をついていることになるが?」と迫ったが、額賀大臣は頑として、会合には参加していないと突っぱねた。本日、行われた参議院財政金融委員会でも、同様の質問が繰り返された。一時、安全保障の勉強会の参加メンバーを聞かれ、「記憶にない」と額賀大臣が回答したため、委員会が中断される場面があったようだが、額賀大臣が、「メンバーの名前について、調べ報告する」旨回答したため、審議は続けられた。私は、額賀大臣は、責任を持って回答しており、参議院選挙前の故松岡農林大臣や、赤城農林大臣に比べ、説明責任を果たしているものと感じる。只、宮崎氏とゴルフをしていたことは認めており、民主党の川内博史議員が質問の冒頭に発言したように、2007年10月31日の記者会見と、11月7日の衆議院テロ特別委員会の場において、「山田洋行の接待を受けていない」と答弁したのは、接待を受けていないにせよ、ゴルフをした事実がある以上、対応がまずかったのではないかと思う。ゴルフの件について、額賀大臣は、自分の友人に誘われ、2組ぐらいでプレーをした際、宮崎氏が参加していたと答弁した。そのゴルフ場は山田洋行の関連のゴルフ場でなかったとも説明したが、費用については、友人に2万円渡し、支払が最終的にどうなったかは分からないと答弁した。一般の人間なら、割勘の場合、自分でフロントに支払をするので、どうしても、その様な答弁だと疑念を抱かれてしまうと私は感じた。
旧仙台防衛施設局長、太田述正氏(民主党から参議院選挙に出馬するも落選)が暴露した。仙台防衛施設局の発注工事を巡る「口利き」疑惑についても、額賀大臣は強く否定し、山形県の建設会社社長との面識については、榎本元衆議院議員の紹介であることを明かした。繰り返しになるが、私は現状、額賀大臣は説明責任を果たしていると考える。疑惑を強く抱かれることになった初動対応に問題はあるものの、現段階では、疑惑の範疇を超えることの出来ない議論のように私は感じる。政治家は疑惑を持たれないように、日頃から襟を正し活動しなければならないが、疑惑を持たれた場合は、しっかりと説明責任を果たせば、疑惑を持たれたことだけで批難されるのは行き過ぎたことだと私は考える。
11月 22, 2007 経済・政治・国際 | Permalink
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コメント
ゴルフ代金は、具体的に2万円と記憶している人が、安全保障の勉強会のメンバーを記憶していないなんて事は、あり得ないと考えます。この事より、額賀氏が、安全保障の勉強会に参加していないと判断するのが妥当なのに、『額賀氏は、「説明責任を果たしている」』なんて本当にそう思っているのでしょうか?やはり政治家と一般人では、違うのですね。一般人は、額賀氏は真っ黒と考えてますよ。たとえ嘘をごり押ししてもね。
投稿 岡崎昭良 | 2007/11/27 22:58:39