8月15日、終戦記念日に小泉首相が靖国神社を参拝された。5年前の公約を実行し、小泉首相は9月末に首相の座を退かれる。中韓からの批難や、いろいろな議論が巻き起こっているが、私自身は小泉首相が終戦記念日に靖国を参拝されたことを心から賞賛したい。私は、妻の父親の墓参りに山口に行くことになっていたので、今年は自民党都連青年局の終戦記念日の靖国参拝には参加出来なかった。しかし、墓参りを兼ねた夏休みの間、読売の渡辺恒雄さんが我々新人議員に講演会で話されていた、読売新聞が纏めた本「戦争責任Ⅰ」を読み、先の戦争について、もう一度、考えてみた。8月15日の夜にもNHKが、太平洋戦争に関して討論会を放映していたが、首相の靖国参拝が、議論を巻き起こし、いろいろな本が出版され、テレビでも先の戦争についての議論が行われ、多くの日本人が先の戦争について考えることは、二度とあの過ちを犯してはならない我々にとって良いことだと思う。
読売の「戦争責任Ⅰ」を読んで思ったことは、あの戦争を引き起こした主な要因は、①統帥権の問題、②日本外交の問題、③マスメディアの問題ではないかと思う。そして、今の日本を考えた時、統帥権の問題は既に新憲法にて解消されており、更にマスメディアの問題も戦前、戦中と戦争を煽った朝日、毎日が首相の靖国報道でも分かるように反戦色を強めている中、部数獲得のために過去の過ちを起こす危険性も少なく問題は解消されていると考える。後は、外交の問題であるが、北朝鮮への安保理批難決議に象徴される様に、日本外交も大きく変わろうとしている。
自民党の総裁選では、靖国の問題が課題になると思うが、私自身、靖国神社はいまのままで良いと思う。A級戦犯の分祀についても、靖国神社の非宗教法人化についても、国家が強制出来る話ではないし、新たな追悼施設というのも、明治以降とはいえ、靖国の歴史を考えると適切とは思えない。確かに中韓との問題はあるものの、靖国の問題が、中韓との決定的な亀裂(戦争)といった事態になるとは考えられない。会計士の友人から今年に入り、中国で日本企業が、追徴課税を課せられるケースが増えているという話も聞くが、一時的なものと考えたいし、不当な追徴であれば、断固として中国国内の司法の場で争うべきで、それをもって、靖国問題で譲歩する必要はない。
NHKの番組で、20代、30代の若者が小泉首相の靖国参拝を評価していたが、
戦争体験のない世代が、61年前の戦争について、何時までも遜って謝罪を続けるのではなく、未来を考え、友好関係を築こうと考えることは当たり前のことだと思う。
私は、次期総理にも、靖国参拝を続けて欲しい。受動的で少し情けない気もするが、実は、中韓の批判があればこそ、戦争を知らない世代が、今回の様に、先の戦争について考え、不戦の誓いを強められる。そして、やがて、首相の靖国参拝が既成事実化し、中韓の批判も弱まっていくと考える。
大切なことは、我々が、先の戦争について考え、二度と同じ過ちを犯さないことを強く誓い、そのことを対外的に訴えてゆくことだと思う。それが、直、靖国問題で譲歩するというのではないはずだ。
夏休み、大分の由布院や、宇佐八幡、福岡の大宰府に訪れたが、本当に日本は美しい国だと思う。この美しい国を、二度と先の戦争の様な悲惨な戦争に導かないことが、我々の使命であると考える。
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